北アルプス登山▲小谷村・風吹岳(かざふきだけ)
初めての北アルプス登山!風吹岳(標高1888m)へ
登山日:2021/5/30
天気:晴&曇り&雨
ルート:土沢コースピストン(登山口はココ←来馬温泉から林道をずっと登る)
距離&タイム:14.8キロ&8時間45分(休憩含む)
詳しいログはヤマップで↓↓
5月の最終週は小谷村の「風吹岳(かぜふきだけ)」へ行ってきました。初めての北アルプス。山頂付近に山小屋(営業期間は不明)もあり、「風吹大池」があります。日帰りが可能ですが、栂池自然園などへも縦走できます。
朝5時に自宅を出発し、若干道に迷い、7時半頃に到着。ただし、登山道へ続く林道がまさかの倒木。車は路肩に停めて、登山口まで林道を歩くことに…。これが大変だった…。登山口まで約3キロ。林道は荒れていて、大きな落石が道を塞いだりもしていました。
登山口にやっと到着。ここからも長い道のり
駐車場所から登山口まで4、50分はかかりました。やっと登山口に到着し、ここから本格的に山歩きスタート。この時点で若干疲れていました。
登山口の奥は広い空き地になっていて、ここに車を停めるようです。10台以上停められるので、シーズンは混みあうのかな。
当然ここまで林道を歩いてくる人はいないわけで、誰にも会いませんでした。最初から最後まで山貸し切り。歩く人がそんなにいないためか登山道も若干荒れていました。よくあるピンクのテープがほとんどないので地図を確認しながら進みます。道迷い注意。
しばらく歩いていると急に温泉のにおいがしてきます。登山道のはるか下に真っ白い川が流れています。温泉なのかな?硫黄のにおいがすごかったです。
登山道は危険箇所はほとんどありませんが、1カ所ロープ場がありました。雨が降ってきて天気は微妙でしたが、新緑やところどころに咲く花が綺麗でした。
山頂に近付くにつれ残雪が増えてきた
登山道には登山口から山頂まで11分割した標識がたてられています。調べたら約300m毎にあるそうです。白い川を過ぎ、ロープ場を過ぎ、しばらく歩いていくと、徐々に残雪が目立つように。
最初は山の斜面に少し残っているくらいでしたが、進んでいくうちにかなり多くなってきました。もう6月だし、標高も2000mいかない山なのでまさか雪がこんなに残っているとは…。チェーンスパイクを持ってくるべきだったと反省。
登山道の湿地には水芭蕉が咲いていました。麓は初夏でもここはまだ雪解けが始まったばかりの春なんだと感じました。
風吹大池に到着!池をまわりながら山頂へ
林道から歩き始めて3時間ほど。霧が発生して視界が悪い中やっと山小屋「風吹山荘」が見えてきました。ここまで長かった…。
もうここまでくると雪雪雪。急斜面だったら進めなかったかも。山小屋の近くはフキノトウなども顔を出していました。
当然、山小屋は営業していません。テント場やトイレなどもあるようです。シーズン中はかなり人が来るのかな。
風吹大池の周りは木道が整備されています。少し晴れ間も出てとっても綺麗でした。頑張ってここまで登ってきたかいがあります。
ここから山頂までは20分程度。最後かなり急斜面でキツいです。
山頂には東屋がたっています。展望は木々の隙間から少し見えるくらい。ここで休憩&カップラーメンを食べました。
風吹大池をぐるりと一周して下山
山頂でお腹も満たされたとこでそろそろ下山します。登りに意外と時間がかかってしまったのでゆっくりしていたら夕方になってしまいます。
折角ここまで頑張って登ってきたので、風吹大池を一周して下山することに。雪がかなり残ってよくわかりませんでしたが、木道がずっと整備されていると思います。
水芭蕉の群生もあり、とっても綺麗でした。湿原みたいになっている場所もあって、雪解けがもっと進めばきっと色々な花が咲いて綺麗だと思います。
池は一周3、40分もあれば一周できます。
あとはひたすら来た道を下山しました。登山口から駐車場所への林道歩きがかなりきつかった…。結局車に戻ったのは16時過ぎでした。
登山から約1週間経ちますが、いまだに全身筋肉痛です。
ただ、風吹大池の景色は抜群に綺麗でした。また夏に訪れてみたいです。
~おわり~