日本百名山・焼岳▲
長野県松本市・焼岳(標高2444m)
登山日:2021/10/29
天気:晴れ
ルート:中の湯温泉登山口往復(登山口はココ)
距離&タイム:7.4キロ&5時間38分(休憩含む)
詳しいログはヤマレコで↓↓
上高地の紅葉が最盛期の10月下旬に百名山の一つ・焼岳に登ってきました。
焼岳は主に上高地側からのルートと中の湯側からのルートがありますが、今回は中の湯側から。十分に日帰りが可能な行程です。
しばらく森の中を進み、視界が一気に開ける広場へ
秋の上高地周辺は紅葉狩りの人でかなり混雑しますので平日がおすすめ。中の湯温泉登山口は、「釜トンネル」手前の分岐を曲がり、いくつかのカーブを曲がった先にあります。
この日は金曜日の7時半ごろでしたが、駐車スペースには既に何台もの車が停まっていました。休日は車中泊する気持ちでないと駐車できないと思います。
登山口からしばらく道路と並行して進み、森の中を進んでいきます。
登山道はよく整備されており、歩きやすかったです。途中まではあまりこれといって特徴のない登山道ですが、所々に霜柱が見られたり、雪が積もっていたりしました。
1時間30分ほど歩くと目の前に焼岳が見えてきます。
視界が一気に開け、平坦な広場に出ます。ここからは焼岳から上がる蒸気が見えたり、冠雪した穂高連峰が見られたり、紅葉も楽しめます。
ゴロゴロした岩場を抜けて、蒸気が上がる山頂へ
広場からは焼岳の山頂を眺めながらずっと登ります。視界もずっと開けているため景色も楽しめます。
これまでの登山道と変わり、ゴロゴロした岩場をずっと登っていきます。意外と急斜面。日陰もないので、真夏はかなり暑そうです。
広場から1時間ちょっとで火口の縁に到着します。目の前には、火口湖が見えます。エメラルドグリーンの湖らしいですが凍っていたため(?)わかりませんでした。
ここから左が焼岳南峰、右が焼岳北峰になります。南峰の方が標高が高いですが、残念ながら南峰は立ち入り禁止です。
ここから北峰山頂まではすぐ。数分進むと眼下に上高地が見えました。
登山口から3時間ちょっとで山頂に到着。360度の景色が広がっています。穂高連峰のほか、乗鞍の方まで一望できます。
紅葉、針葉樹の緑、穂高連峰の冠雪と見事な三段紅葉の絶景が広がっていました。
山頂は所々地面の隙間からも蒸気が立っている不思議な場所でした。ある人に聞くと、海外の方は、蒸気の中に卵を入れて温泉卵を作る人もいるとか(本当かな)。危険なのでやめましょう。
しばらく山頂で景色を楽しみ、休憩したら下山へ。同じ道を引き返します。
10組以上の人には会いましたが、平日はやはり空いていていいですね。2時間ほどで下山しました。
山頂付近は雪が積もっており、念のためアイゼンもチェーンスパイクも携行していきましたが結局使いませんでした。
この時期の装備は難しいですね。
いつか南峰へも行ける日が来ればいいなぁ。
~おわり~