【長野】低山登山▲信州百名山・子檀嶺岳(こまゆみだけ)
長野で低山登山▲
青木村の信州百名山・子檀嶺岳(標高1223m)
登山日:2021/2/21
天気:晴れ
ルート:当郷コース
距離&タイム:5.2キロ&3時間19分(休憩含む)
詳しいログはヤマップで↓↓
子檀嶺岳 / やま子さんの子檀嶺岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
子檀嶺岳(こまゆみだけ)は長野県青木村にある1223mの低山。信州百名山の一座でもあり、夫神岳・十観山と共に「青木三山」と言われています。
「青木村」って長野県内のどの辺?と思いましたが、上田市の隣。別所温泉や鹿教湯温泉など温泉地にも近いです。
休憩舎、トイレ、広い駐車場もあって便利
子檀嶺岳のコースはヤマップで確認する限り3つありますが、その内の「当郷コース」から登ります。登山口の手前には綺麗な休憩舎があり、ここにトイレもついています。トイレ自体は使えましたが、水道からは水は出ませんでした。
休憩舎の中は土足禁止のようでスリッパが置いてありました。隣にウサギ小屋があり、5、6匹のウサギがいました。村の人がお世話しているのかな?
登山口はここから400mほどあがった場所にあります。私たちはここに車を停めましたが、登山口にも5台ほど停められる駐車場がありました。
この日、青木村の最高気温はなんと18度!小春日和どころか暑いくらい。装備はストックなし、念のためスパイクを携行。アイゼンも持ってきていましたが、「さすがに雪はないだろう」と思い車の中に置いていきました。これが後に後悔することに…。
竹林から松並木、赤松交じりの林の中を進んでいきます。とっても歩きやすい道です。秋はきのこの止め山になるので冬~春先に登るのがおすすめです。
40分くらい歩くと徐々に積雪が見られ怪しくなってきました。凍ってる…。
スパイク付けた方が良いかな~と思っていましたが、何とか歩けそう。滑らないように気を付けて進んでいきました。この時は「涼しい~」とか呑気なことを考えていたり。
さらに10分ほど進んでいくと、子檀嶺岳山頂への分岐が。ここから急坂が続きます。
ツルツルに凍った登山道に苦労しながら絶景の山頂へ
この辺りからさすがにスパイクを着用。
登山口で会って先行していた人とすれ違いましたが、おそらくスパイクやアイゼンを持って来ていなかったため引き返してきたのだと思います。
ここからはとにかく急で凍った登山道がひたすら続きます。
簡易的なスパイクしか持って来ていなかったことを激しく後悔…。付けていないより付けている方がまだマシなだけであって、ほとんど意味をなさないスパイク…。チェーンスパイクならまだよかったのですが、この日付けていたのは日常生活用のゴムのスパイク(←説明が下手ですみません。わかるかな?)
車の中にアイゼンを置いてきたことを激しく後悔。やはり、麓がどんなに暖かくても、低山でも冬場の登山ではアイゼン携行は必須だと実感しました。
写真を撮る余裕もほとんどなく、山頂への分岐から50分ほど黙々と歩いて山頂に到着しました。疲れたー…。
展望は抜群。遠くまで見渡せました。
また同じ道を下山するかと思うとかなり憂鬱ですが、しばし景色を楽しみます。
先客がいたので使えませんでしたが、ベンチもありました。
お腹も空いてきたので、いよいよ下山します。
滑り落ちるように下山。途中「強清水」に寄って
帰りも来た道を引き返します。下山を開始してすぐにすれ違った人も「おっかない道だね~…」なんて言っていました。
写真を撮ることなく、集中して ほとんど滑り落ちるように山頂分岐まで降りてきました。無事に降りてこれてよかった…。
登山口から1キロちょっと進んだところにある水場「強清水(こわしみず)」に寄って帰ります。
水量はそんなに多くなかったです。コップに汲むのも一苦労。雪解けの季節はもっと多くなるのかな?
さすが信州百名山。割と登っている人も多く、4~5組ほどとすれ違いました。
山頂手前の雪に苦労はしましたが、山頂からの展望は抜群でとっても良い山行でした。
冬に登る方はアイゼンなどの滑り止め必須です。
~おわり~